今回は、授業で名前を聞いて気になっていたディック・ブルーナーについて調べたいと思います。
ディック・ブルーナー
-Dick Bruna-
グラフィックデザイナー、絵本作家
幼少期から多くの絵本に囲まれそれに触れて育ちます。数多くの本の中にファン・ゴッホやレンブラントの画集に触れ、色彩や画法に強い衝撃を受けます。またこの頃、父の会社の専属デザイナーから絵の基本を学び、油絵を描くようになります。
1951年 24歳ブルーナ社の専属デザイナーへ。
1953年 初の絵本「de appel」(りんごちゃん)を刊行。
1971年 メルシス社を設立。
1975年 ブルーナ社を退職後、独立。
独立後は、社会福祉関係の仕事にもちからを入れ、障害者向けの案内記号、歯の健康、献血、赤十字などの公共広告のポスター、デザインを多く手がけています。
<主な仕事・作品>
ブルーナーさんの有名な作品と言ったらやはり、ミッフィーのようなキャラクターの絵だと思います。ブルーナーさんは、目を惹き付けるシンブルな線と明解な色彩の「ブルーナカラー」を使いキャラクターを描いています。
ブルーナカラーとは、赤・青・緑・黄色・灰色・茶色の6色です。(白を入れると7色)このことに対し、ブルーナーさんは「それぞれが主張する強さを持った色なのに、隣り合ったときに決してそれぞれの色味を損なうことなくお互いを引き立たせる色」と言っています。確かにどの作品を見てもこれらの色しか使っていません。それなのにひつこくなく、逆に目を惹き付けられるものになっています。
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