2015年8月12日水曜日

長谷寺

今回は、家族旅行で訪れた長谷寺で気になったデザイン物を紹介したいと思います。

長谷寺
-Hasedera-

神奈川県鎌倉市にある寺院。多くの花が一年を通して見ることができます。特に紫陽花が有名で、歩いて見れる場所もあります。

長谷寺でデザインとして気になったものは二つあります。一つは、このパンフレットです。
一番上にある紺色のパンフレットが日本語で書かれたもので、深緑が英語、えんじ色が韓国語、からし色が中国語です。色分けがしてあり一目で違いがわかるようになっています。全体的な配色も日本ならでわの着物によく使われる深い色合いのものを使用しています。日本のお寺に来る人は、日本独特のものを欲しがっていると思うので考えられたパンフレットだと思いました。

二つ目は、この真ん中にある的のような寺紋です。
皆さんはこの寺紋を見たときにただの「模様」だと思うと思います。私も最初この寺紋を見たとき模様やマークだと思いました。どんな意味があるのか気になったので、お寺の方に話を聞いたところ、この模様に見えていたものは文字だったのです。この模様は、お寺にある仏像を表すための文字で、よくお寺の古い書物に書かれているような文字を模様のように変形させたものだそうです。長谷寺の寺紋は、タイポグラフィーがされたデザイン物だったことに驚きました。

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