今回は、テレビで少し紹介されていた塗り下駄アーティストの鈴木千恵さんについて調べてみようと思います。
鈴木千恵
-Tie Suzuki-
靴の会社に就職後、イギリスへ靴の専門学校へ見学しに行った際、「ブランド、ステイタス」が欲しいのなら日本の下駄で靴作りをしようと思い立ち、駿河塗下駄の師匠に頼み込み、学びました。
1998年 静岡市伝統工芸技術秀士の佐野成三郎氏に弟子入り、塗下駄の世界に入る。
2008年 東京・表参道のオープンぎゃらりーに出品
2010年 高島屋全国6店舗巡回展
<作品>
(上)実用下駄 (下)展示用下駄
実用下駄も展示用下駄も共通して人にインパクトを与えられる、楽しい印象を残せるかということを大切にして作品を作られているそうです。また、一つ一つの下駄にストーリーを持たせて最初に見たときとテーマを知った後で見え方が違うので二度楽しめるのではないか、とも語っています。実用下駄については、下駄を脱いだときに絵柄が見えるようにするさり気ないデザインをしているとインタビューに答えています。展示用下駄は、鼻緒に独創的、且つ下駄全体でストーリー性が出るようなデザインがされています。
日本の伝統的な下駄を使いそこに静岡に伝わる伝統工芸の塗下駄でデザインしていることと、伝統を残してデザインの新しい形を世に発表していることで注目を集めテレビで紹介されているのではないかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿