2015年9月18日金曜日

名久井直子

今回は、私の大好きな漫画のブックデザインをされている名久井直子さんについて書きたいと思います。

名久井直子
-Naoko Nakui-

グラフィックデッザイナー、ブックデザイナー
武蔵野美術大学卒業後、広告代理店に入社。
2005年 独立 ブックデザインを中心に仕事を手がけている。

<仕事・作品>

これは私が大好きな「坂道のアポロン」という漫画です。60年代の友情・恋愛・音楽を描いた作品です。この作品の物語の舞台が60年代ということでブックデザインもその時代を感じさせる配色や書体を使っていると思いました。


漫画のブックデザインもされているのですが、名久井さんの多くのブックデザインが小説です。小説の物語にあった書体を選び、ページに収まる行数を緊迫した物語だったら行数を増やしたり、ゆったりと流れるような物語だったら行数を減らしたりしているようです。細かいこだわりが詰まった名久井さんのブックデザインは手に取ってみたくなるようなものばかりです。本を手に取った時には、是非ブックデザインを誰が手がけたのか見てみるのも本を買う時に気にしてみては如何でしょう!



2015年9月17日木曜日

鳥獣人物戯画絵巻

今回は、高校生の美術で模写をした鳥獣人物戯画絵巻について書きたいと思います。

鳥獣人物戯画絵巻

日本最古の漫画で国宝になっています。構成は、甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻からなっています。これらはすべて同じ人物に描かれたわけではなく、継ぎ接ぎでつくられたものです。また、この絵巻は、何の目的でいつの時代にどこから高山寺に伝えられたのかなど詳しいことはわかっていません。

絵巻の大まかな内容としては、人々の礼儀や祭礼などの様子を擬人化された動物たちでユーモアに描いたものです。


これは絵巻の一部です。このシーンは誰もが一度は見たことがあると思います。私も高校の美術の授業で、このシーンを実際に墨を使って描きました。実際に描いてみると、筆の腹(筆先より上の太い束の部分)はほとんど使わずに、筆先だけで描きました。素早く描かないと、墨が滲んでしまうのでスピード命でした。

このシーンは絵巻で見ることはもちろんなのですが、最近では手ぬぐいや団扇などに印刷されて商品として世に出ています。私も欲しいなと思ったものでTシャツの下半分にこの絵が描かれているものがありました。Design Tshirts Store graniphというお店に売っているので気になる人は見てみてください。笑



2015年9月16日水曜日

細田守

夏休みに公開されて話題になっている「バケモノの子」の監督、細田守さんの「バケモノの子展」に8月30日に行ってきました。今回は、そんな細田さんとバケモノの子展について書きたいと思います。

細田守
-Mamoru Hosoda-

アニメ監督、アニメーター
金沢美術工芸大学卒業後、1991年に東映アニメーション入社。
1997年 アニメーターを経てTVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎(第4期)」で演出家に。
2000年 2作目 劇場版「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」
2005年 長編映画「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」→独立
2006年 マッドハウスにて「時をかける少女」を製作。
2009年 「サマーウォーズ」
2012年 スタジオ地図にて「おおかみこどもの雨と雪」製作。
2015年 「バケモノの子」

独立後は3年おきに話題作を発表しています。

<バケモノの子展>
細田監督作品の時をかける少女、サマーウォーズ、おおかみこどもの雨と雪、バケモノの子の作画や製作秘話、作品が出来上がる工程などが展示されていました。ところどころで撮影可能なエリアがあったので撮ってみました。その一部がこちらです。









入り口に入るとすぐにボードが見え、作品名とその作品に出てくるセリフが周りに書かれています。歩きながら読めるようになっている見せ方だったのでより多くのお客さんがスムーズに中に入ることができていました。ブースごとに作品の風景を再現していたり、キャラクターたちの等身大パネルなども用意されていたので自分を作品の中にいるような、そんな想像のできる空間にデザインされていました。
最後のブースには、チームラボなどと協力して各作品の有名なシーンを体験できる場所があり、おおいに盛り上がっていました。






2015年9月11日金曜日

ディック・ブルーナー

今回は、授業で名前を聞いて気になっていたディック・ブルーナーについて調べたいと思います。

ディック・ブルーナー
-Dick Bruna-

グラフィックデザイナー、絵本作家

幼少期から多くの絵本に囲まれそれに触れて育ちます。数多くの本の中にファン・ゴッホやレンブラントの画集に触れ、色彩や画法に強い衝撃を受けます。またこの頃、父の会社の専属デザイナーから絵の基本を学び、油絵を描くようになります。
1951年 24歳ブルーナ社の専属デザイナーへ。
1953年 初の絵本「de appel」(りんごちゃん)を刊行。
1971年 メルシス社を設立。
1975年 ブルーナ社を退職後、独立。
独立後は、社会福祉関係の仕事にもちからを入れ、障害者向けの案内記号、歯の健康、献血、赤十字などの公共広告のポスター、デザインを多く手がけています。

<主な仕事・作品>
ブルーナーさんの有名な作品と言ったらやはり、ミッフィーのようなキャラクターの絵だと思います。ブルーナーさんは、目を惹き付けるシンブルな線と明解な色彩の「ブルーナカラー」を使いキャラクターを描いています。
ブルーナカラーとは、赤・青・緑・黄色・灰色・茶色の6色です。(白を入れると7色)このことに対し、ブルーナーさんは「それぞれが主張する強さを持った色なのに、隣り合ったときに決してそれぞれの色味を損なうことなくお互いを引き立たせる色」と言っています。確かにどの作品を見てもこれらの色しか使っていません。それなのにひつこくなく、逆に目を惹き付けられるものになっています。



2015年9月10日木曜日

糸井重里

今回は、授業で何回か紹介されて気になっていた糸井重里さんについて調べたいと思います。

糸井重里
-Shigesato Itoi-

コピーライター、作詞家、エッセイスト

<仕事・作品>
コピーや作詞で有名な作品を多く手がけ、たまにはタレントとしてテレビや映画などに出演している糸井さん。その中でも、こんな作品も手がけていたんだ!と思ったものを紹介しようと思います。

ジブリ映画コピー
このポスターは誰もが見たことのあるものだと思います。このポスターの真ん中に書かれた「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。」というコピーです。初めて見る人はまず、トトロに目が行くと思います。その後に不思議に思ってコピーを見るとやっぱり不思議。この不思議の連鎖がこの映画はどんな映画なのか気にならせてお客さんを集めたのではないかと思います。

このポスターも有名だと思います。短いコピーがよりメッセージ性をかんじさせるように思います。映画中にはアシタカがサンに同じセリフを言いますがそれとリンクさせてるのかは不明です。ですが映画を観終わった後にこのコピーを見ると、アシタカやサンのように強く生きなければと思えるようなそんな工夫もされているのかなと思いました。

他にもたくさんのジブリ作品のコピーを手がけています。

糸井さんを調べているときに、糸井さんtwitterを見つけたのですが、さすがコピーライターだな〜と思わせてくれるつぶやきやプロフィールなどが書かれてるので、気になった人は見てみてください。





2015年9月8日火曜日

kyotaro(青木京子)

今回は、RADWIMPSの仕事を永戸さんと一緒に行っていたkyotaroさんについて調べたいと思います。

Kyotaro(青木京子)
-Kyouko Aoki-

ドローイング、マンガ、ペインティング、アニメーションなど幅広い分野で活躍するドローイングアーティストです。鉛筆によるドローイングで動物や神々を描きます。
17歳で描いたマンガが1997年COMIC CUE(イーストプレス)に佳作で入選し、掲載される。
1998年 京都嵯峨美術短期大学グラフィックデザインコース卒業
1999年 東京に拠点を移す

男性の名前のペンネームの由:中性的な位置から作品を見てほしいから。自由に表現できる場を創作するために1996年からこの名前を使用している。KYOTAROという名前を一つのアイコンとして見て欲しい。

<仕事・作品>
これはRADWIMPSのCDジャケットです。全てkyotaroさんの描かれたイラストです。曲名にリンクしたイラストはどれも細部まで細かく書かれています。
この作品は、2011年に制作した麒麟 / KILINです。大きな作品なのですが、全て鉛筆で描かれています。kyotaroさんの作品の特徴には、鉛筆で描かれる柔らかなタッチや繊細さ、独自性があると思います。
この作品を見てもらうとわかると思いますが、柔らかなタッチと繊細さで細かく表現された質感と光が描かれています。また、描かれている生き物もこの世にいないkyotaroさんの想像で生まれた生き物です。kyotaroさんは、独自の表現と独自の世界感を持ち合わせているように思います。

Webには作品集の一部を載せているのですが、見れば見るほど恐怖に似たものと好奇心が同時に来るような感情になります。気になった人は見てみてください。





2015年9月5日土曜日

永戸鉄也

今回は、私の好きなバンドRADWIMPSのグッズやCDジャケット、ムージックビデオなどを手掛けている永戸鉄也さんについて調べようと思います。主にRADWIMPSに絡んだ永戸さんの仕事を調べようと思います。

永戸鉄也
-Tetsuya Nagato-

アートディレクター、アーティスト
高校卒業後に渡米し、1996年帰国後に国内のトップアーティストのCDジャケットデザイン、ミュージックビデオのディレクション、広告やドキュメンタリー映像制作などを手がけます。

<作品・仕事>
CDジャケットについて特に気になったジャケットを取り上げています。

これは、RADWIMPSの「アルトコロニーの定理」というアルバムのジャケットです。永戸さんの作風にはこういった別々のものを重ねていき人の形を作る作品がいくつかあります。このような作り方をする方も他にいるとは思いますが、永戸さんが他の人と違うのは一つ一つの素材をリアルな画像を使っているところだと思います。永戸さんのこういった作風の作品は全て目がリアルな画像を使われています。どこか機械的なところがあるのですが素材、特に目の部分をリアルな画像を使うことで機械的な中にも人間味を感じさせているのかと思います。

これは、シングル「ドリーマーズ・ハイ」のジャケットです。このジャケットのイラスト手がけるのは繊細なタッチに定評のあるKYOTAROさんです。永戸さんはアートディレクターとしてKYOTAROさんとタッグを組み制作しました。
人と人の手がつながりDHAの形になっています。人と人とのつながりが人一人を形成しているというメッセージが込められているのではないかと思います。

2015年9月2日水曜日

才田春光

今回は、デザインナーではないのですが新しい創造芸術を開拓した才田春光さんについて調べたいと思います。

才田春光
-Shunko Saida-

ピールアートの創設者。ピールアートとは、果物の主に果実の部分以外を再利用し、新しいアートとして生まれ変わらせることです。

<作品>
これは才田さんの作品と才田さんのブログにもあるピールアートのロゴです。才田さんの作品は小さいころから物を大切にする思いから、使えるものは全て使うという考えのもとに制作しているそうです。制作をする前にはまず、中身を食べることから始まるそうです。笑
この作品は、鬼灯の繊維だけを残して水の中に沈めた物です。ふわふわと浮遊しまるでクラゲが泳いでいるようにも見えます。

画像にもあるように、才田さんの作品には似たような模様のものがあると思いますが、才田さんは下書き無しに直接模様を切り出していくので一つとして同じものは作れないとのことです。また、果物一つ一つの状態によっても切り込む深さの調節やどんな作品にするかも異なるそうです。

普通は捨ててしまうようなものを、素材の良さを活かし新しいものに生まれ変わらせる才田さんの着眼点が素晴らしいと思ったのとどんなところにヒントが落ちているのか分からないと思ったので、何事に注意深く関心を持とうと思いました。

2015年8月29日土曜日

小倉ヒラク

今回は、本を見てはじめて知った醗酵デザイナーの小倉ヒラクさんについて調べてみたいと思います。

小倉ヒラク
-Hiraku Ogura-

2000年頃 美大受験を断念し早稲田大学進学。10代終わりに一人旅、パリで絵描き修行。
2007年 無職で卒業、借金をしてゲストハウスを始める。
2008〜2010年 スキンケア会社「きゅらいず美養品」入社。
2010〜2012年 独立
2012〜2014年 合同会社++(たすたす)を設立。
2014年〜 再び独立。本格的に微生物の研究スタート。

職柄:アートディレクター、醗酵デザイナー、など

<醗酵デザイナーになったきっかけ>
趣味で発酵物ができる仕組みを研究するうちに発醗酵造メーカーのアートディレクションやアニメなどの制作を手がけ、デザインの技術と微生物研究家の知識が合体して醗酵デザイナーとなりました。

<醗酵デザイナーとしての仕事>
これは小倉さんがアートディレクション・デザインを手がけた「甲州やまご味噌」です。
小倉さんの仕事は、デザインをするだけではなくその商品の埋もれていた価値を掘り起こすことだそうです。この味噌では、独自の味があることをテスト、リサーチ作業を行い裏付けを行いました。

デザインだけではなく、醗酵の面からも商品をデザインしていく方向性が新しいなと思いました。

2015年8月27日木曜日

森本千絵

今回は、本屋さんでデザインの本を見ていたときに森本千絵さんの本をよく見かけ気になったので調べてみたいと思います。

森本千絵
-Chie Morimoto-

コミュニケーションディレクター、アートディレクター
武蔵野美術大学卒業後、1999年に博報堂入社。2006年 最年少で東京ADC会員。2007年 独立し、goen°を設立。goen°は「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」ための集団。デザイナーや写真家の方などと活動し、「京都goen°」「九州goen°」などのen°仲間を拡大中です。

<作品・仕事>
 森本さんの仕事の中には、Mr.Childrenやゆず、大塚愛などの多くのミュージシャンのPVやジャケットなどのアートワークを手がけています。
これは、アートワークを手がけたAKBのCDジャケットです。桜の木になろうの曲名にもある桜をイメージしたような薄いピンクと、女の子の柔らかい雰囲気が合っていてAKBのイメージを崩さずアーティストの良さを引き立てているように思います。
この画像はCMで見たことのある人も多いと思います。これは実際に大きなノートを町中に用意し、車を走らせた大掛かりなCMとなっています。森本さんは、費用がかかることでも自分の中にあるイメージを表に出し、表現します。他にも多くのCMを手がけていますが、どれもCGを使うのではなく実際に作り上げて撮影しているものが多いので気になった人は見てみてください。きっと規模の大きさにびっくりすると思います。笑

男性の多いデザイン業界の中で活躍されている森本さんは、表現の仕方も力強く妥協のない仕事への姿勢が大切だと思いました。また、CGを使うのと実際に作るのとで、どちらを選んで作品を作り上げていくかはその作品の何を表現したいかによって変えているんだと改めてわかりました。



2015年8月26日水曜日

寄藤文平

今回は久しぶりに面白い駅の注意事項が書かれたポスターを見て、そのポスターを描いた人が気になったので調べてみようと思います。

寄藤文平
-Bunpei Yorifuji-

武蔵野美術大学資格伝達デザイン学科中退後、2000年に有限会社文平銀座を設立。
2008年には第39回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。

広告やプロジェクトのアートディレクション、本や雑誌のアディトリアルデザインを中心に活動しています。

<作品>

この広告を見たことがある人は多いと思います。これは誰もが一度は電車に乗っている時や駅のホームで経験したことのあるような、迷惑行為を注意する広告です。どの広告もメガネをかけている男性が迷惑そうにしています。「家でやろう。」というフレーズと一コマの絵で注意を促しています。黄色と黒の配色で、注意を引いています。

この広告は町の中でも目にしたことがあるかと思いますが、CMでも流れていました。細かい説明はないもののタバコを吸うときに気遣わなければならないことをこのCMで気付かされた人も多いのではないかと思います。

また、この広告では有名な絵画を寄藤さんの絵で描きCMになったものです。このCMは私がまだ小さいころに見て印象に強く残っていたので、寄藤さんの作品だったと知り驚きました。端的なタッチだからこそ小さかった私にも印象に残っていたのだと思いました。





2015年8月25日火曜日

胡粉ネイル

今回は、たまたまお店で見かけて気になった胡粉ネイルについて調べていきたいと思います。

胡粉ネイル

上羽絵惣は、京都で1751年創業した日本最古の絵具屋です。その上羽絵惣の胡粉ネイルは、ホタテの貝殻を微粉末にしたものから作られる白色の顔料で、日本画の下絵に使用したり、お雛様や寺社仏閣の壁面にも用いられる重要な絵具を混ぜ込んだものです。天然素材を使ったネイルなので、ネイル独特のキツイ匂いや爪を傷めることを軽減しています。

胡粉ネイルのパッケージは統一で中心に狐がデザインされています。


日本最古の絵具屋らしい日本昔ながらの深い色合いのパッケージです。またネイルの色の種類のも「和色」という種類があるほど日本の色を中心に扱っています。また、ネイル一つ一つの名前も日本ならではで、真っ白な「胡粉」をはじめ、鮮やかな朱色の「鮮紅朱」、黒い漆を塗ったような「漆黒」など日本を感じる名前が付いています。
胡粉ネイルは、素材からネーミングまで”日本”とういうコンセプトでデザインが統一されているため日本のものを集めている人には特におすすめです!

2015年8月20日木曜日

山口晃

今回は、本屋さんでたまたま本を見つけて気になった山口晃さんについて調べたいと思います。

山口晃
-Akira Yamaguti-

日本画家、現代美術家
私立美術大学を1年で中退し、1994年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1996年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了

<作品>
日本独特の浮世絵のようなタッチで描かれるのが山口さんの特徴です。
現代の東京の風景を浮世絵のような画風で仕上げています。ビルやアスファルトも山口さんの手にかかれば、まるで昔からあったかのようです。

最近新しい画集を発表したのですが、その画集の中には水墨画のようなタッチで現代の漫画のような物語を掲載しています。他にも今までに見たことないような現代画が載っているので気になる人は見てみてください。

2015年8月19日水曜日

御守りデザイン

今回は、テレビで御守りを多く紹介している番組があり、御守りのデザインを調べていたら気になるデザインがあったので調べたいと思います。

気になるデザインがあったのは芝大神宮(しばだいじんぐう)です。芝大神宮は、東京都内にある神社です。

<芝大神宮の御守り>

芝大神宮の御守りで有名なものが三つほどありますが、今回はこの千木筥(ちぎばこ)についてです。
千木筥の「千木」とは、神社の屋根の上に交差して突き出た板のことで、もともとはその余材で作られたことからこの名前が付きました。神社の屋根の材料で作られているため、とても縁起の良いものだそうです。この御守りは、縁結びのご利益から女性に人気だそうです。この御守りが手に入るのは「だらだら祭り」の時だけでお祭りの最後にはいつも売り切れてしまうレアなものだそうです。
鮮やかな紫と緑、白で草花だけをシンプルにデザインされていて神社に訪れそうな大人の女性の方や観光客の方をターゲットに作られているように思います。また神社の素材を使って作られているので縁起が良いのも素材を活かしたデザインだと思います。

2015年8月14日金曜日

米津玄師

今回は、ミュージシャンをはじめとした多くの職業を持ち、その全ての仕事を自ら手がけている米津玄師さんについて調べたいと思います。

米津玄師
-Kensi Yonedu-

職業:シンガーソングライター、ギタリスト、ボーカリスト、イラストレーター、ビデオグラファー、など
米津さんは曲を作る事と中心に活動しており、はじめは自分が作詞作曲をした曲を自分では歌わずにボーカロイドに歌わせていました。(そのころの名義はハチ)2012年に本名の米津玄師名義で、自らボーカルを務めアルバムを発表しました。曲のMVやアートワークまで独りで手がけています。
これは「vivi」という曲のMVで、作詞作曲から絵、アートワークを全て手がけています。そのあとに手がけたのが「アイネクライネ」という曲です。
この二つのMVを順に見ていくと絵が綺麗により感情がわかりやすくなっています。どちらもyYouTubeに載っているので気になる人は見てみてください。

このような絵やアートワークは、Twitterなどに描かれる過程などが載っています。

私は将来デザイナーとしてアートワークを手がけたいと思っているので、若いクリエイターの方の考え方を理解して自分に役立てられるようにより多くのクリエイターの方を調べていきたいと思います。


2015年8月13日木曜日

原神一

今回は、テレビで紹介されていた原神一さんについて調べたいと思います。

原神一
-Shiniti Hara-

現代美術家・アートディレクター
東京デザイナー学院グラフィックデザイン科卒業
1985にミュージック・グラフィックデザインのオフィス、RICE co.,ltdを設立し多くの有名ミュージシャンのCDジャケットやグラフィックワークを手がけています。
アートディレクションを手がけたアーティストは、浜崎あゆみ、GLAY、KinkiKids、矢沢永吉、安室奈美恵…etc

アートディレクターとしての仕事はこれまでに多く手がけているのですが、その他にも現代美術家としても多くの作品を発表しています。その作品の一部がこちらです。
この写真は個展の様子なので作品が切れて見えてしまっています。この写真でわかるように、一つの作品が横に長いものが多く大きい事と自由に構成された筆使いが原さんの作品の特徴だと思われます。また、作品を完成させる過程で下書きをしないで書き上げており、書く前にだいたいのイメージだけで作品を描き始めるそうです。作品の細部を近くで見てみるとわかるのですが、筆以外にもスポンジや手、独自に作り上げた箒で作った巨大な筆などを駆使して作品を完成させています。これは、自分の思い描いたイメージをより表現してくれるもので描きたいという原さんの思いから、様々な道具を使用しているようです。
この写真でもそうなのですが原さんは、ほとんどTシャツは白いものしか持っていないようです。笑

原さんを調べてみて自分のやりたい事を仕事として活躍されている方だと思いますます興味が湧きました。また、同じ東京デザイナー学院に通っていた先輩だった事にも驚きました。私も原さんのように長く活躍できるデザイナーを目指して努力したいと思います。

2015年8月12日水曜日

長谷寺

今回は、家族旅行で訪れた長谷寺で気になったデザイン物を紹介したいと思います。

長谷寺
-Hasedera-

神奈川県鎌倉市にある寺院。多くの花が一年を通して見ることができます。特に紫陽花が有名で、歩いて見れる場所もあります。

長谷寺でデザインとして気になったものは二つあります。一つは、このパンフレットです。
一番上にある紺色のパンフレットが日本語で書かれたもので、深緑が英語、えんじ色が韓国語、からし色が中国語です。色分けがしてあり一目で違いがわかるようになっています。全体的な配色も日本ならでわの着物によく使われる深い色合いのものを使用しています。日本のお寺に来る人は、日本独特のものを欲しがっていると思うので考えられたパンフレットだと思いました。

二つ目は、この真ん中にある的のような寺紋です。
皆さんはこの寺紋を見たときにただの「模様」だと思うと思います。私も最初この寺紋を見たとき模様やマークだと思いました。どんな意味があるのか気になったので、お寺の方に話を聞いたところ、この模様に見えていたものは文字だったのです。この模様は、お寺にある仏像を表すための文字で、よくお寺の古い書物に書かれているような文字を模様のように変形させたものだそうです。長谷寺の寺紋は、タイポグラフィーがされたデザイン物だったことに驚きました。

かき氷の書体

今回は、夏によく食べるかき氷のカップのデザインについて書きたいと思います。カップのデザインと言っても今回は氷という文字について調べてみようと思います。


呼び名が異なるかもしれませんが、かき氷の氷に使われる書体は「ひげ文字」と言うようです。このひげ文字が使われるものの多くは、かき氷・提灯・のれんなどがあります。どれも古くから日本にあり馴染みのあるものだと思います。
いつもなら冷たいものを食べたいと思わないような人でも、この氷の文字の旗と夏の暑さが合わさって食べたくなったりしたことがあると思います。それはきっと、日本人の中にある馴染みから来る懐かしさも一役買っているのだと思います。
この文字は、文字の隙間が狭くなるように書かれていると思いますがそれには「人の繋がりが多くお店が狭くなりお店が繁盛するように」との意味が含まれているとも言われています。また、文字の名前にもなっている文字の端のひげはすべて上向きになっており「お店の売り上げや運が上がるように」との意味も込められているようです。

2015年8月5日水曜日

佐野研二郎2

今回は昨日の続きで佐野研二郎さんの仕事・作品について書きたいと思います。

昔の仕事で皆さんもよく見かける佐野さん有名なデザインと言ったらこれではないかいと思います。TBSのキャラクターです。このキャラクターを作る際に佐野さんは、「普通にキャラクターを作るのではなくそれを見てTBSとわかるようにしないと」と思ったそうで、TBSのBがブタの鼻に見え最初は迷ったそうですが、このキャラクターが生まれたそうです。

最近よくテレビで佐野さんの名前を聞くと思います。それもそのはず!2020年東京オリンピックのエンブレムをデザインした方なのです。エンブレムが発表されたすぐに盗作疑惑が出ましたが、今は佐野さんの会見でデザインの過程や後々発表しようとしていた東京2020オリジナルの書体を用いて説明を行いました。


最近の作品でもう一つ。テレビのCMや電車の中の広告で見かけたことがある人もいるかもしれませんが、サントリーのALL-FREEのキャンペーンでポイントを集めると、佐野さんのデザインした30種類のトートバックがもらえると言うものです。全てのデザインは見てないないのですが、どれも佐野さんらしい、どこか癒されるデザインで選ぶのに苦労しそうだなと思いました。笑 お酒の飲める人はぜひ応募してみてください。!


2015年8月4日火曜日

佐野研二郎

今回は、誰でも一度は目にしたことのあるデザインを数多く生み出している佐野研二郎さんについて書きたいと思います。

佐野研二郎
-Kenjiro Sano-

アートディレクター、グラフィックデザイナー
1996年 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後株式会社博報堂に入社
現在はHAKUHODO DESIGN勤務
2000〜05年 NY ADC賞
2002年 東京TDC賞 JAGDA新人賞 東京ADC賞(03年)
2005年 NY FESTIVAL      ...etc

2004年にはNY ADCグラフィックデザイン部門の審査員を務めていました。東京ADC、東京TDC、JAGDA会員。

<作品>
多くの作品があるのですが、今回は私の出身地にある日光江戸村のキャラクターをデザインしているのでそのキャラクターを紹介します。
日光江戸村キャラクター ニャンまげ
江戸の街並みには不似合いな存在感は、遠くからでも目立つようにデザインされているとのことです。「ニャンまげに飛びつこう」というテレビコマーシャルで人気を呼びました。ちなみに今では飛びつくことは危険防止の観点からお断りしているようです。笑

明日は佐野さんの最近の作品と古い作品を紹介したいと思います。


2015年7月30日木曜日

にじゆら2

今回は、昨日の続きでにじゆらの手ぬぐいのデザインで私の気になった物を紹介しようと思います。


これは、説明にもあるようにアイスが降ってきたかのようなデザインになっています。手ぬぐいの長方形の形を活かして縦にアイスをデザインしていて普通に使っていたら分からないかもしれないけれど、洗濯して干したりした時にこのデザインが見えたら和めるような気がします。
次のデザインもアイスのデザインです。こちらはコーンアイスではなく棒アイスのデザインです。手ぬぐいを畳んだときの大きさが棒アイスの大きさにあっていてデザインもアイスの味の種類に合わせて変えられているのでどれにしようか迷いました。笑




2015年7月29日水曜日

にじゆら

今回は、先日友達と秋葉原駅から御徒町駅の高架下にある2k540 AKI-OKA ARTISAN に行って気になるデザインをするお店を見つけたのでそのデザインを少し紹介したいと思います。

にじゆら

手ぬぐい専門店。国内でゆびおりの規模を誇る大阪・堺の注染工場「ナカニ」から生まれたブランド。「注染」の技法を守りながら現代のデザインの手ぬぐいを提供しています。多くの作家さんのセンスと個性を織り込み作られています。

<デザイン>
お店に入ってすぐに目につくのはこのかき氷をテーマにしたデザインです。店員さんの説明では、普通かき氷に白い物を乗せるとしたら白玉を思い浮かべるかもしれませんが、それをシロクマにしてペンギンも乗せることで、普通ではないユニークさや涼しげなイメージを持ってもらえるのではないか、とのことでした。確かに、ぐてっと座っているシロクマやペンギンがかき氷に乗っていると夏の涼しい風物詩が揃ってデザインされているので、見ていて涼しくなりました。笑
にじゆらのお店の紹介で少し話しましたが、手ぬぐいのデザインは多くの作家さんによってデザインされています。店内のディスプレイの仕方としては、デザインされているテーマ(海、音楽、花火、人、、etc)によって分けられています。

明日はたくさんのデザインの中で私が一番気になったデザインの物を紹介しようとおもいます。

2015年7月24日金曜日

山科理絵

今回は、本屋さんでたまたまイラストレーションを見ていたときに、山科理絵さんの作品を見て気になったので調べてみようと思います。

山科理絵
-Rie Yamashina-

2003年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業 
    日仏現代作家美術展SDB賞受賞、創画展 入選
2006年 gallery d.g(東京)切手デザインコンクール入選 佳作
2007年 「新人選抜展」
2009年 二人展
2010年 個展(二回)
2013年 山科展

山科さんの作品は、日本画のようなタッチで描かれています。どの作品もどこか宙に浮くようなふわっとした印象の作品になっています。
<作品>
最近の作品で山科さんは、「骨」や「姿」をテーマに制作を行っているようです。ここに載せる作品には骨は描かれていませんが、山科さんの描く骨は人間の骨だけではなく鳥やカエルなどの骨も描いています。気になった人は他の作品もみてみてください。

題「逢えますように・・・」

題「めじるし」
この2作品はどちらも同じような構図で他に何作品か作られています。






2015年7月23日木曜日

水鳥雅文

今回は、昨日も少し紹介した水鳥雅文さんについて調べてみたいと思います。

水鳥雅文
-Masahumi Mizutori-
<職業>
・アートディレクター…プロジェクトアサイン、アドバイザリー
・デザイン…広告デザイン、ロゴデザイン、ウェブデザイン、パッケージデザイン

1995年 多摩美術大学卒業
1997〜1998年 広告代理店
1999年〜 エレファント・コミュニケーションズ設立
2003年 アジアデジタルアート大賞 ノンインタラクティブアート部門入選
2005年 ADC入選
2006年 TDC入選
2007年 JWDAウェブデザインアワードリッチコンテンツ部門入選 
2008年〜 水鳥デザイン:設立 ADC入選 TDC入選 JWDAウェブデザインアワードリッチコンテンツ部門入選

School of design (MdN) 教育監修

<主な仕事>
・OUT IN JAPAN セクシュアル・マイノリティーの発信の場を提供
・雑誌「Pen」のウェブサイト
・Soup Stock Tokyo ...etc

水鳥デザイン:のwebで手がけた仕事を見てみると、webデザインを多く手がけられているように思いました。また、どの作品もシンプルにまとめられていながらも、その企業の与える印象をデザインが消すことなく残したままになっていると思いました。

 

2015年7月22日水曜日

スープストック

今回は、駅の近くにありお店のデザインがとても気になっていたスープストックというお店について調べたいと思います。

Soup Stock

「無添加、食べるスープ」がコンセプトで、たくさんの添加物を使わずに手間やコストをかけて素材の旨みを活かした安心できるスープを提供しています。主に駅ビルやオフィスビルなどに店舗を置いています。

店舗の内装は白を基本にしていて、照明が柔らかくさすようなデザインになっています。わたしが行った店舗の一部には青の絵の具で模様が描かれたキャンバスが壁に飾られていました。

このスープストックのデザインを手がけているのは水鳥雅文さんです。水鳥さんはスープストックの他に企業のデザインや大学のwebデザインなどおおくのデザインを手がけています。明日は水鳥さんを調べてみたいと思います。

また、スープストックのwebサイトでsoup friendという連載でこのブログでも紹介した渡邊良重さんもこの連載で質問に答えています。