2015年5月16日土曜日

日本の民家の床として長年使われてきた畳。ですが、最近の日本の民家は、洋風化が進んでいてフローリングが主流になってきています。そんな中、畳を普及させるためにどの様なデザインがされているのか調べてみたいと思います。



イグサを編み込んでできた敷物状の畳み表でくるんでつくります。縁には畳み表を止めるためと装飾を兼ねて、畳縁(たたみべり)と呼ばれる帯状の布を縫いつけますが、一部縁が無いものもあります。

<最近のデザイン>

最近は、家の雰囲気に合わせて材質や色合いを変えてるデザインが増えています。また、形にも変化があり、前は長方形が主流でしたが最近では、正方形や円型など多くデザインされています。

他にも、建築デザイン事務所「noiz」と宮城・石巻市の畳会社「草新舎」が、高度な職人技とコンピューターアルゴイズムの融合で、無数のデザインパターンをもつ畳を生み出しました。その中でも今回は、「ヴァロノイ図」を使ったデザインに注目してみたいと思います。

<ヴァロノイ図>

分割される領域一つひとつが異なる形状でデザインされています。分割されたそれぞれの畳には、縁が付いていません。

<まとめ>

日本でしか使われていない畳文化が今では衰退していて、それを食い止めるためにデザイナーの力を使って今に畳を残していることを改めて知りました。

0 件のコメント:

コメントを投稿